ローズという名前の男性

アクセル・ローズ William Axl Rose

   アクセル・ローズの「ローズ」はファミリーネームです。アクセル・ローズは言わずと知れた「カリスマ」という形容詞がぴったりのロックミュージシャンです。彼はロックグループ ガンズ・アンド・ローゼズ (略称はガンズ)のヴォーカルで、もともとの本名はWilliam Bruce Rose,Jr.と言いましたが。、現在は改名してWilliam Axl Rose ウィリアム・アクセルローズとなっています。
   彼はロックヴォーカリストとして類まれな才能を持ってはいるのですが、人間関係の構築があまり得意ではなく、様々なトラブルについての目撃談が頻繁にマスコミに登場しています。特にジョン・ボン・ジョヴィとの仲の悪さは有名でした(※現在は特に険悪な仲ではないという話です)。
   ガンズアンドローゼズは1アルバム制作に関してはかなり寡作で、2008年11月に実にスタジオアルバムとしては17年ぶりの新作「チャイニーズ・デモクラシー」を発表して、ロックファンの大きな関心を呼びました。
   アクセル・ローズがトラブルを起こす背景には義理の父親からの虐待が影響していると言われます。アクセルの話題が伝わってくるたび、 ジャニス・ジョプリンを描いた映画「ローズ」を思い浮かべてしまうのは筆者だけでしょうか。
   2016年4月には奇跡のようなラスベガス2日間公演を成功させたガンズ。引続いて6月23日のデトロイトを皮切りに8月22日のサンディエゴまで20回もの全米ツアーを行う予定です。日本にも来てくれることを願ってやみません。

ランディ・ローズ  Randy Rhoads

   読み方は「ローズ」なのですが、つづりはROSEではなくRhoads。番外篇ということでご了承ください。
   彼、ランディ・ローズはもうこの世にはいない、伝説的ギターヒーローです。彼は1979年にオジー・オズボーン・バンドに加入、卓越したギターテクニックとルックスの良さで大変な人気を博しました。 残念ながら1982年3月19日、ツアー中何気なく乗った遊覧飛行のセスナ機が墜落し、25歳の若さで他界しました。 そのセスナ機に乗ったのはツアーバスのドライバー、衣装係、そしてバンドのメンバーではただ一人ランディ・ローズだけだったのです。
   左に掲載したCD「トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ」は、ランディ・ローズが演奏している貴重なライブ音源が、 事故後20年を経過した2002年になってようやくリリースされたアルバムです。 オジー・オズボーンがランディを失った悲しみから長くアルバム化しなかったそうですが、このアルバムは世界中で 大ベストセラーになりました。
   ランディにはクラシックギターの技術もあり、ロック・ミュージシャンからそちらの道に進むことも考えていたようです。 もしランディが存命であったら、イングヴェイ・マルムスティーンとは別のクラシックとロックが融合した新たな世界を創造したことでしょう。
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